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眞榮平 孝裕; 堀田 貴嗣; 上田 和夫; 長谷川 彰*
Physical Review Letters, 90(20), p.207007_1 - 207007_4, 2003/05
被引用回数:94 パーセンタイル:92.38(Physics, Multidisciplinary)最近発見されたプルトニウムをベースとした超伝導物質PuCoGa及び同一の結晶構造を持つNpCoGaの電子構造とフェルミ面を相対論的バンド理論を用いて明らかにする。PuCoGaに対しては、CeMIn(M=Ir and Co)と類似の大きな体積を持つ円柱状フェルミ面を見いだした。一方、NpCoGaのフェルミ面はUMGaとよく似ている。これらの類似性は-結合描像に基いて議論され、HoCoGa型のf電子化合物における超伝導機構を理解するヒントを与える。
眞榮平 孝裕; 堀田 貴嗣; 上田 和夫; 長谷川 彰*
Journal of the Physical Society of Japan, 72(4), p.854 - 864, 2003/04
被引用回数:75 パーセンタイル:90.21(Physics, Multidisciplinary)最近発見された重い電子系超伝導物質CeTIn(T=Ir and Co)の物性を明らかにするために、相対論的線形化APW法を用いて電子構造とフェルミ面を明らかにする。相対論的バンド計算により得られたエネルギーバンド構造は、フェルミ面近傍におけるCe4とIn5成分の混成によって理解されde Haas-van Alphen効果の実験結果ともよく一致する。しかし、CeTInにおける磁性や超伝導を微視的観点から理解しようとするとき、バンド計算法に基づく解析は一般に困難である。そこでわれわれは、CeTInの主要なフェルミ面を構成するCe4とIn5成分に着目し、-、-及び-軌道間のホッピングを考慮した、強束縛模型の構築を行った。このモデルを用いて、CeIrInとCeCoInの物性について議論する。また、CeTInにおける物性の違いについて、結晶場効果の必要性を指摘する。